栽培方法の重要性
きのこの中でも椎茸は値頃で栄養価も高いので、最もポピュラーなきのことして一般家庭で使われることも多く、又最近では、きのこダイエットもブームになっており、需要全体が伸びているようです。
この椎茸は栽培の方法などで品質が大きく左右されるとされており、輸入品の乾しいたけの場合は、農林物資の規格化及や品質表示の適正化に関しての法律がJAS基準として定められていて、原産国名を表示することも義務となっています。
菌床や原木の栽培方法についても、輸入、国産を問わず記載することが必須で、知識のある消費者はしっかりこれをチェックしているようです。
在椎茸栽培の方法は大きく2種類あり、それは原木栽培と菌床栽培という方法ですが、前者は昔ながらの方法で、後者は約30年前あたりから普及してきた新しい方法です。
又、生椎茸と乾燥椎茸でも栽培方法は異なるもので、日本では、生椎茸はほぼ菌床栽培で乾燥椎茸が原木栽培です。輸入品で多い中国産は生椎茸も乾燥椎茸も菌床栽培となっており、それぞれ国によっても異なるものとなっています。
実際、スーパーや八百屋さんなので見かける日本産の生椎茸の殆どが菌床栽培の表示のはずなので、買い物のついでに一度チェックしてみてください。