椎茸(シイタケ)の栽培方法



原木の重要度

 

 

椎茸栽培を家庭菜園で行っている人も増えているようですが、椎茸の品質は栽培方法と共に原木が非常に重要なポイントとなっているようですから、ぜひ知っておいてください。

 

まず原木の種類ですが、樹皮が厚めのものが適しているといわれています。原木の構造は部分的にいうと、樹皮部と木質部に大別されますが、この樹皮は、厚さがあるものから順に岩肌、チリメン肌、サクラ肌と呼ばれ、同一樹種の場合では樹皮があまり薄いと乾きやすい性質があるので、椎茸の発生においては、サクラ肌のものよリも、樹皮が厚いチリメン肌から岩肌に近いものが適しているのです。

 

又、木質部では、椎茸菌糸が原木内に蔓延して椎茸の養分となる辺材部の多さが重要で、この辺材部の占める割合が多いもの原木ほど良質となります。

 

樹種として適しているのはコナラ、ミズナラ、クヌギなどで、次いでシデ類、シイ類、カシ類、クリ、シラカバと続いています。

 

特にコナラは、実際、椎茸栽培には最も多く使われている木種で、クヌギなどと比べると実は樹皮は一般的には薄くて心材も多いのですが、実績的には椎茸栽培に非常に適した原木となるようで、椎茸の発生量も質も優秀なのだそうです。

 

東北地方で主力となっているのがミズナラで、コナラに準ずる原木となっています。コナラより樹皮がやや薄く、材質は軟かいのが特徴ですが、椎茸との相性は良く、菌糸の伸長も早い原木です。このように、原木によっても椎茸の品質は大きく変わっていくのです。